ブラウザでの画面表示と印刷の描画差異に関する実践的考察
mayumi
去年の秋ごろ、セールで安かったので中華安お掃除ロボットを買ってみました。ブラックフライデーや年末年始のセールで「しまぱん.com」に注力していた影響から、公開するまでにずいぶん時間がかかってしまいました。
購入した中華安お掃除ロボットは、大規模セールの始まる前でしたがAliexpressの100円セールから650円で入手したものです。Aliexpressの100円セールは販売価格が100円でもないし、条件によっては3種類の商品を購入しないといけない時もあるし(そうでない時もある)、わけのわからないセールなのですが、低価格帯の商品が並んでいてついチェックしてしまうコーナーです。
(購入した掃除機。少し高くなっていました。)
(Aliexpressの百円ショップ)
このお掃除ロボットはAmazonでは1000円くらいで販売されており、同じ商品をAliexpressで確認しても650円はかなり安い価格のようだったので興味本位で購入してしまいました。安すぎるので、機能性は全く期待せず、最初からおもちゃにするつもりでいたのですが、想定していたよりも良くできていた商品で感動してしまいました。
商品紹介
乾湿両用の小型お掃除ロボットです。
• スリーインワン機能:この掃除ロボットは、掃除機、掃除機、掃除機*1をすべて1台の機械で掃除するように設計されており、用途が広く効率的な掃除ツールです。
• 自動操作:全自動機能を備えたこの掃除ロボットは手作業を必要とせず、怠惰な人や時間を節約したい人に最適です。
• インテリジェントなデザイン:この掃除ロボットにはインテリジェントな技術が搭載されており、障害物を移動して到達しにくいエリアをカバーし、完全な掃除作業を保証します。
• Rohs認定:この掃除ロボットはrohs認定を受けているため、環境安全に関する国際基準を満たしており、子供やペットの周りで安全に使用できます。
商品ページの引用
*1「掃除機、掃除機、掃除機」は英語で見ると「vacuum, sweep, and mop」でした。
到着
安定のボコボコの箱。中身は特に問題ありませんでした。箱本来の役割が全うされていて、箱も本望だと思います。
(衝撃によく耐えた箱。)
開けると、本体と充電ケーブルと床拭き用の布とぐるぐる回る刷毛がついていました。(写真撮り忘れてしまいました)
本体
本体です。軽くてプラスチックでできた小ぶりなサイズです。
ごみは上側の蓋の裏に溜まります。
裏側(少し使用してから写真を撮ったので汚れています)。モップと呼んでいるのは付属していた薄い布のことのようです。これは付属していたマジックテープを本体に貼り付けた上にくっつけている状態です。
解体
早速解体してみます。小学校の学習キットみたいです。かなりシンプルでインテリジェンスな雰囲気はありません。ROSって何?みたいな。モーター、歯車、バッテリー、吸引のためのファン、充電の口、あと、電源スイッチがありますね。モーター1つで左右のブラシの回転と本体の移動を行っているようです。
動作確認
早速動かしてみました。インテリジェンスなんてなかったのに、障害物を良い感じに避けて動きます。マイコンやセンサーがなくても障害物を避けることができるんですね。頭が固くなってしまった私からすれば衝撃的でした。しばらく、「うわーっ」「すごーい」って、ずっと言っていました。
どういう仕組みだろうかと思い、しばらく観察していると、センターのタイヤが360度回転し続けることによって、障害物にぶつかって前進できなくなっても、そのうちに進める方向へ曲がるようになっているようでした。考えた人はすごいですね。こういうことが閃くようになりたいなと思いました。
掃除機の機能としては、思ったよりは掃除してくれたなーという感じでした。もともと、朝に掃除し終えた状態で動かしているので、おそらく同じ部屋をルンバ(旧式)を使って掃除しても同じくらいだったんじゃないかなと思っています。ルンバと比べると小型である分小回りが利いてその分隅の埃はとれてるんじゃないかと思います。見かけ通り吸引力はほとんどないため、動作中はかなり静かです。
お掃除ボタンを押せば走り回ってお掃除してくれますが、家という概念がないので自ら帰ってくることはありません。電池が尽きるまでお掃除してしまうので、ある程度の時間にお迎えに行ってあげる必要があります。
(集めてくれたごみ。この日も一度掃除はしていたのに、案外汚れているみたいですね。ちょっと悲しい。)
終わり
現実的な掃除という観点ではいまいちと判断されるかもしれませんが、圧倒的低価格でお掃除ロボットの基本機能が実現できている点には感動がありました。仕事柄センサーやマイコンで解決を考えがちの頭には良い刺激を与えてくれた商品です。また、こういう商品に出会えたらよいですね。
P.S.
100円ショップでも似たような商品が500円で販売されているみたいですね。実際にその商品は手に取ったことはないのですが、100円ショップの商品は電池式で、今回試した中華お掃除ロボットは充電式というところが少し違いますね。