
第15回 AIエージェントの原理
お正月は基本的にお休みということにして、日中はちょっとお散歩にでかけてます。
当地は、まぁ田舎はどこもそうなんでしょうけど、野山で楽しめる人達にとってはパラダイスです。
元旦は私の実家に帰ったりしたので、2日からお休みって感じです。 今日のテーマは「海」です。 何度か書いてますが、「暫定オフィス」から海は徒歩30分以内(20分くらい)です。
季節は「真冬」のはずなんですが、結構花が咲いていたりします。 気の早い春の花が咲いてることもあれば、寒さに耐え切った秋の花が咲いてることもあります。
まぁそれはいいんですが、
コマツヨイグサが咲いてました。 これ、確か夏の花なんですが… それも結構あちこちで咲いてましたね。
小さ目のホオズキの実です。 海に行くまでの田圃の畔に結構ありました。 食べられないのが残念です(?) これは秋のものですね。
背景にポツポツ黄色のものがあるのは、アメリカセンダングサの花です。 要するに「ひっつき虫」の一つ。 これは本来秋に咲く花。
ホトケノザ、これは春に花の咲く草ですね。 ほかにも、ハコベのちっちゃいのとかもありました。
海に来ました。 冬の日本海なので、波が高いです。 とは言え、これでも今日は凪の方ですけどね。
夏と違ってちょっと寒い感じしますね。 何がそう感じるんだろう。 砂の色かな?
夏にはこの川(?)はこの前方の方で海に注いでいましたが、今日は流れ方が変わってました。 多分波や風で砂が堆積してそれを避けるような流れに変わったのでしょう。 海岸ではミクロな地形はしょっちゅう変わります。
子供が描いたと思しき地上絵。 夏と違って砂が湿っているので、こういったものがはっきりします。
ブランコに乗る社長(mayumi)。 「いろいろあったなぁ」とアフレコしたくなる感じ。
実際、去年はいろいろありました。 会社潰して、引っ越して、会社作って、引っ越して… でも、今も我々が生きていられるのは、本当に感謝です。 しかも去年の今頃と違って、「輝く未来」をイメージできる状況になっているのですから素晴しい。
地層の露頭… 崖の写真も撮ってみました。 砂岩、礫岩の重なる新生代 新第三紀 中新世 後期ランギアン期〜トートニアン期の地層、海成層です(地質ナビより)。
よく見ると、礫岩層の丸い石の他に、砂岩層にノジュールがあるのが見えます。 ノジュールの芯には化石があるらしいので、落ちてるのがあったら割ってみたいなと思ってるのですが、覚悟して来ないと危ないですね。 大きな落石はそうそうないと思うのですが、ノジュールくらいの石はカジュアルに落ちて来ますからね。
海の近くの小屋にこんな貼り紙がありました。 そう言えば前に母が「藻塩がある」と言ってたのですが、ここで入手したのかな?
今日のテーマは「山」です。
私の期待では野生のブルーベリーの一種が採れるかなと思ったのですが、残念ながらありませんでした。
当地の藪にはやたらに多いこれ。 野バラの実です。 つまり、当地の藪にはやたらに野バラがあるわけです。
園芸種のバラと比べればずっと花はつつましい感じでそれは悪くないんですが、棘が長いです。 これが生えているところには、うっかり入ることができません。 この赤い実はかわいいので、生け花にするには良いだろうと思います。 食えたらいいんだけど、そんなに美味しかった記憶はなく。
近所にやたらにオキザリスの咲いているところがありました。 オキザリス、簡単に言えば外来種(園芸種)のカタバミです。 つまり意図的に植えられたと思うのですが、ここは別に人家でも何でもなく。 カタバミの類は繁殖力旺盛なので、そのうちこの辺一帯はこいつが生えるのでしょう。
でも園芸種なので、花は綺麗です。
山方面はあちこち行ったのですが、案外に写真スポットがなくて写真はこれだけです。 主にお墓や廃屋みたいなところばかり通ったので、写真撮れなかったと言いますか。
歩数は初日が10,000歩くらい、2日目が8,000歩くらいですが、2日目は山道だったので結構ヘロヘロになりました。 東京にいる頃は通勤だけで3,000歩、ポケモンして帰って10,000歩くらいで、それもほぼ毎日だったことを思うと、運動不足の謗りは免れませんね。
私にとっても社長にとっても、野山を歩いてその辺にあるものを愛でるのは結構楽しいことです。 秋葉のジャンク屋巡りも悪くはないし好きなんですが、欲しくなっても「買う」しかないわけで。 野山にあるものはそこまで欲しくはならないし、欲しくなっても買う必要ないし。 なんか気楽にピュアな感じで愛でられるのが良いですね。
また我々は都会に毒されているので、雑草であっても「かわいいね」とか言って喜んで見たり、取って来て生けてみたりするのですが、多分こういったことは当地にずっと住んでいる人達にはないセンスなんだろうなと思います。 そういった意味では、当地にずっと住んでいる人達よりも、長らく都会生活を送って来た我々の方が、外を楽しんでいるようにも思えます。 ずっと住んでいる人達にとっては日常でしかないですから、愛でる対象ではないっでしょうから。
こういった環境が楽しい人にとっては素敵な土地なんじゃないかと思います。