「チームみらい」の人の発言(削除済み)が元で、自治体の開発したソフトウェアをオープンソースにするという話であれやこれや賑っています。

例によってここでは特定の思想信条や政治勢力に対してどうこう言うつもりはありません(それが気になる人は個人のTwitterでも見てください)。 ただ、肯定するコメントも否定するコメントも、ちょっと解像度が低いな(婉曲表現)と思うことが少なからずあるので、リアルな話を書いてみようと思います。

もちろん中心となるサンプル数は1程度でしかありませんが(「1」でもないんですが)、世界の全てのサンプルを集めても両手で余るくらいの事例数しかない世界です。 「サンプル数」となるのは成功事例だけというバイアスがかかりますが、死んだ子の歳を数えてもしょうがありません。 また成功事例について詳しく話を聞くとその「1」を参考にしたものが多いのだという話らしいので、それなりに普遍性はあると言っても良いのではないかと思います。

アプリケーションのレビューと説明の第二弾です。

CassetteOSに入れるいい感じのノーコードがないかなと考えていて選択して、自分でも使ってみました。

NocoBaseについては、前弊社でもレビューしたりいじったりしています。

スケーラビリティ優先のオープンソースのノーコード開発プラットフォーム「NocoBase」

オープンソースノーコード「NocoBase」が日本語対応されました

こちらも併せてご覧ください。

正式リリースではありませんが、CassetteOSの公式サイトを作りました。

https://www.cassetteos.com

このサイトはCassetteOSを知ってもらうために作成しました。

ここ(今見ている弊社のサイト)にも告知は随時行うつもりですが、まとまった情報はCassetteOSの公式サイトで公開しようと思っています。

昨日のエントリで予告したアプリケーションのレビューと説明の第一弾です。

Skypeのサービス終了からしばらく経ちました。Skypeは会社設立前から長く便利に使っていましたが、その終了をきっかけに「Mattermost」というオープンソースのコミュニケーションツールを使い始めました。

使い始めてからおよそ5か月経ち、今では弊社の主要ツールとして活躍しています。
今回はそんなお世話になっている「Mattermost」をご紹介していきたいと思います。

CassetteOS

Orcinusのリリースエントリの第三弾です。

Orcinusプロジェクトでは、OSを作りました

まぁ「OS」と言ってもkernelを作ったわけではないのですが、アプリケーションの実行環境としてのOSです。 また、スクラッチから作ったわけではなくて、CasaOSからのforkです。

今回はなぜOSを開発するに至ったかということと、その目的、またどうしてforkなのかという点について書こうと思います。

「Orcinus」のリリースに合わせて、コアアプリケーションのHieronymus Ver 2.0をリリースします。

BeesNestInc / hieronymus

今回からはリポジトリは(現)弊社のものとなっています。 以前のリポジトリは今後更新されません。 前のリポジトリは結構スターがついててもったいない気もするのですが、会社も新しくなりましたので、新しいリポジトリです。

今までHiernymusは純粋な「会計システム」でしたが、今回からは会計以外の機能も持っています。

全社(と言っても二人なんですが)を挙げて作っていた「Orcinus」についての発表をしたいと思います。

「Orcinus」は今まで会計システムとして開発して来たHieronymusを強化してERPシステムに昇華し、これをCasaOSからforkしたCassetteOSに載せたものを、Cassette Serverにパッケージしたシステムと、それを運用するためのサービスやネットワークと思想を含んだ概念です。

これは「バックオフィスオールインワンのサーバ」として提供するもので、今月から受注を開始します。

みなさんGWしてますか? 私はCatchUp(RSSリーダのことです)を強化するのが楽しくなって色々やっています。

AI agentの要領がわかって来たので、どんな構成にするとかどんなプロンプトにするとかやっていると、完全にハマってしまいますね。

というわけで、公開してから

  • 思考構造の変更
  • 雑談機能
  • 文脈やペルソナの処理

とかを強化してしまいました。

相変わらずHieronymusをいじっております。

やりたかったことはほぼ完成し、ちゃんと数字の合う決算書も作れるようになりました。 これで、会計システムの必要最低限のことは実装されました。

元々、帳票の部分はExcel表を出していたのですが、やっぱり「紙」イメージのものが出た方が良いので、全部Playwriterを使ったPDF出力に書き換えました。 これが結構難物で、結構面倒臭いことでしたが、まぁ面倒臭いだけで技術的に凄い難しいということはありません。

で、とりあえずHTMLを作ってPDF化をPlaywriterを使って… とやってみたのですが、ページの長さがどうも合いません。 ChatGPTとごちゃごちゃ相談するのですが、「設定忘れパラメータ」の類を設定しても合ってくれません。

しょうがないので、画面に出したもの(これはぴったり合ってる)をブラウザの印刷しようとすると、よく見たらこれも合っていません。

そこで表題のような話です。

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第17回 業務システムをオープンソースで作ること