新しい会社を作ったので、会計が新しく始まります。システムもだいたい最新状態にしたので、環境設定とかして始めようと思います。そもそもまだ会社としての収入も支出もロクにない状態なので会計も何もない上に、会社を登記したのが先月(9月4日です)なのにも関わらず、「残高試算表を出せ」とかゆー無茶を言われる金融機関なんぞがあったりするので、まぁしょうがないです。どうせ早めに始めた方がいいですけど。

前の会社の時も年度が変わって新しい会計を始める時には毎回「伝票って必要なのか?」と思案していました。

会計そのものは昔から会計システム上でやっていますし、最近は電子化証憑なんてものが可能になっていますから、目先の実用としては伝票なしの直接入力でも実用上問題はありません。

とは言え、過去に二度ほど会計システムを壊してしまい、伝票から復旧させたという経験もありますから、ある意味バックアップとしては重要かなと思わないでもないです。 とは言え、今の会計システムはワンタッチでバックアップ取れるようにしてありますし、復元させるのもワンタッチですから、バックアップファイルの運用さえちゃんとしておけば、「紙でバックアップ」という古臭いことの必要性は低いと思います。システムも今は自作ですし、ソースは完全にGitHubに置いてありますから、システム復旧も簡単です。

そう考えると、完全電子化でもいいかなと思わないでもありません。

とは言え、(来たことはないですが)会計監査とか入れば証憑が確認されますし、10年は保存しとけみたいなのがあります(細かく言えばいろいろ)。いくら電子化証憑とは言え、電子化する前の紙は保存しておかなければなりません(電子化したらすぐに破棄して良いわけではない)。 そうなると、そういった物理で存在している証憑が何を意味するものかを書いた「しおり」が必要になります。となると、伝票を書くというのも一定の意味があります。

ということを思ったので、前の会社の最後の数年は、「物理証憑の存在するものは電子化の如何を問わずに伝票を書く」「物理証憑の存在しないものは伝票を書かない」ということにするようになりました。

伝票を書くという動作は結構な負荷になっていたらしく、これは随分と省力化になりました。以前は給料を出す度に給与明細と同じような伝票を手書きしていましたけど、今はその必要がなくなりましたからね。紙の伝票を使わないということは自動化した時に紙を出さなくても良いということにもなる(時系列のものが必要なら仕訳日記帳を出せばいい)ので、自動化した時の作業フローも簡単になります。

あとはまぁ、証憑を電子化した時に原本を保存しなくて良くなれば、伝票は完全に書かなくて済むようになるのですけどねぇ。

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