ブラウザでの画面表示と印刷の描画差異に関する実践的考察
先日思いがけず鶏肉が安かったので、ここしばらくカレーを作っています。
お米はあいかわらず高いので、「カレーライス」にはなりません。と言うか、東京にいる時に近所のインドカレー屋では、カレーはだいたいナンです。家で作る時はナンではなくてチャパティでした。ですから、私がカレーを食べる時は、だいたい「パン」とセットです。
ナンみたいなもの
パンを作るのはわけもないことで、
- 水160g
- 塩 5g
- 砂糖 15g
- ドライイースト 適当
を混ぜてよく溶かしてから、
- 小麦粉 250g
を入れて雑に捏ねてから、2時間くらい発酵させて、フライパンで焼きます。薄いパンであれば、オーブンを使うまでもありません。片面10分、もう片面3分くらい焼けばいい感じです。これが
こんな感じです。
しばらくこれで良いことにしていたのですが、「これ、ほぼナンじゃね?」ってことに気がつきました。そこで、それまで生地を一度に焼いていたのを、二度に分けて焼く–つまりそれだけ薄くなる–ようにしてみました。
そうしたら、もっとナンに近い感じのものになって、ほぼナンと言っても良い感じです。タンドリーではないので、焙った感じの焼き色こそついていませんが、焼いて膨らんだところをひっくり返して焼いてますから、まぁなんとなくナンっぽい感じにはなります。食べたらほぼナンです。難しいことを言わなければこれで十分です。
そのうちチャパティも作りたいのですが、チャパティはアタという専用の粉が必要なののと、アタは当地では通販でしか買えないので、その辺がちょっと躊躇してしまいますね。
カレー
前々からカレーはインドっぽいものを作っています。と言うか、私はあのインスタントルーを使う日式カレーを作るのがあまり得意ではありません。もっと正確に言うと「ルーを入れて煮込む」もの全般に苦手です。油断してると鍋に焦げついてしまいますから。
そんなわけで、インドカレーです。
と言っても厳密なことは何もしないので、ガンジーが助走つけて殴りに来るかも知れません。
2人分です。
- 鶏モモ 1枚
- タマネギ 大半分
これが基本の材料です。
まず適当な油で鶏モモを炒めます。鶏モモは適当なサイズに切るのは言うまでもないんですが、案外デカいままでも美味しいかも知れません。
「適当な油」は実は「脂」つまり動物性の方がうまく焼けます。フライパン(私は中華鍋ですけど)にくっつきにくいのです。なので、牛脂でもラードでもバターでも、その辺でやるのが良いようです。まぁ、なければうちは大豆油ですけど。
適当に「ジャー」と言わせたら塩を適当に振ります。それで肉に適当に焦げ目がつくかなというところまで強火で炒めたら、タマネギを入れてさらに炒めます。タマネギは私は薄切りにします。面倒ならスライサーでやってもいいでしょう。
ネギがしんなりしたら、カレー粉を入れます。カレー粉は入れ過ぎても害はありませんから、本当に適当に。うちではあまり黄色にならない(つまりターメリック分が少ない)ものと黄色がしっかりつくものとを半々くらいで使います。合わせて、大匙2杯くらいでしょうかね。つまり、大匙1杯づつ入れます。って、実際は適当に降ってるだけなんですけど。
これで炒めて行きますが、カレー粉は焦げつきます。でも、それが良いのです。そんなに気にする必要はありません。とは言え、「焦げつくなよー」と念じながら混ぜる程度のことはします。
これで限界まで焦げついたなぁというところに、ヨーグルトを大匙3杯くらい入れて焦げついたカレー粉とかを溶かし込みます。いい感じで溶けたらしばらく混ぜてから、トマトジュースを100gくらい入れます。これも適当です。これが煮立ったら、味噌汁作るくらいの量の味噌を入れます。これで火を弱めて、しばらく(5分10分くらい)煮込んで味を調整して出来上がりです。
辛さが不足だったら、チリパウダーを入れます。つまり唐辛子ですね。ここでカレー粉を入れると、主にターメリックのせいで苦くなってしまいます。カレー粉は原則的に油脂とセットで使うものです。塩気が不足なら塩入れます。
野菜をもっと入れたかったら、タマネギを炒めた後くらいに入れます。ナス、ピーマン、カブあたりは定番ですね。ピーマンのような青いものは後の方に入れた方が色が綺麗です。
15分くらいでカレーは出来てしまうので、パンを焼くタイミングを意識して作ると良いでしょう。やっぱりパンは焼きたてが美味しいですから。まぁ、カレーは長めに煮込んでも害はないので、最初に作ってしまうのが良いのかも知れません。