今の仕事

  営業活動     経営  

おごちゃん

会社が出来たばかりですから、これと言った仕事が外から来るわけではありません。そういった意味では、本当に「やらねばならないこと」「納期のある仕事」をしていません。

とは言え、遊んでるわけではなくて色々やっているわけです。

弊社のビジネス

あらまし

弊社(BeesNest LLC)はB2Cに軸足を移した会社です。技術的な背景はWASPと違いようはないのですが、ビジネスとしてはB2Cに重心を移しています。ですから、「仕事が外から来る」ことは基本的にはない… 予定です。

もちろん「受託お断わり」とか言うつもりは更々なく、「ぜひお願いしたい」的な話があれば大歓迎です。とは言え地方に拠点がありますから、気軽に打ち合わせとか営業に出向くということは難しいところです。ですからWASP時代から取り引きがあるか、リモートでOKなところとしか現実にはお仕事はできないのではないかと思っています。この辺は地方に拠点を移した時点でわかったことなので、逆に言えば「受託の仕事はどうせあまり来ないのだから地方拠点で問題ない」という判断をしたわけです。ある意味、受託に頼っていたのがWASPの敗因だったわけで。

地場の仕事という話もありますが、これもなるべく地元の先輩企業の商権(ナワバリとも言う)を侵したいとは思ってません。なので、他社では難しいというような案件とか、「ぜひ御社で」というような案件以外は積極的に営業する気がありません。と言うか、基本的には「外貨」を稼ぐようにした方が地域振興のためになりますからね。狭いパイを奪いあうよりは外に手を出す方が色々お得です。

そんなわけで、基本的には自分達で企画した仕事をする予定です。

スキーム

弊社のビジネスは基本的にB2Cですと言いましたが、B2Cをやるのは体力が必要です。

しまパン」のようにある意味「仕入れて売るだけ」なものであれば、売上に合わせて仕入を行うだけですから、そんなに困難はなくて「売ること」に集中しておけば良いです。もちろんそれ自体もそんなに簡単ではありません。市場の既にある商品を売る場合は、商品の開拓をしないと他者との差別化ができません。とは言え、常に「身の丈」でやって行けば、だいたい回ります。身の丈に合わせて売ることに集中する。これでビジネスはできます。

問題は「開発」が絡むものです。

開発して販売までには資金が必要です。また、量産するにも資金が必要です。量産の資金については余分な欲を出しさえしなければ何とかなるにしても、「商品を創る」ということには資金が必要です。

自分達で実際に作るわけではない「しまパン」であっても、デザインを考えOEM先を決めてMoQを睨みつつ売上予定を立てつつ、初期投資を考えるということをする必要があって、その初期投資のためには資金が必要です。自分達で設計や試作をしなくても、「商品を創る」ためにはこういった手間と資金が必要なわけです。

これが「開発」が絡むものになると、さらに大変で様々な段階があります。それぞれに異なる性質の作業があり資金が必要になります。

そこで我々が考えたのは、商品の企画書を作って、そこに資金を出してくれるスポンサを探すということです。そして果実を分配する。そういったスキームです。なお、弊社は合同会社ですから、今のところは会社への出資は求めていません

「果実」については色々なものがあると思います。単純に「儲け」だけではなくて、商品についての権利(販売権とか)や、成果を公開する時の名義、途中で発生した知財… 探せば色々出て来ると思います。それらを分配しあって、お互いに幸せになるということを考えています。

また、そういったスポンサが現れなくても「我々はこんなものを作ります」と宣言してから作れば、興味を持ってくれる人(顧客、メディア、取引先…)が問い合わせてくれるかも知れません。商品開発はものつくりだけでは完結しませんから、そういった外の人達との関わりのきっかけを作るという意味でも、企画書の存在は大切です。と言うか、実際にはスポンサ募集よりもこっちの方が意義があるのだろうなと思います。

企画書の作成

そんなわけで、スポンサを募集するにも自分達の仕事を公開するにも、まずは「企画書」が必要です。ですから、企画書を作りながら、作業の見積りを立てたり、「土壌」を作ったりする。それが最初のステップかなと考えました。そういったわけで、今はひたすら企画書を書いているところです。

こちらではまだソフトウェア開発以外の実作業ができる環境になっていないので、WASP時代に考えていたことの他はアイディアに過ぎません

とは言え、我々にできそうにないことを「やる」と言っても意味がありませんし、我々のビジネスのために書くのですから、我々の目や手で需要に対応できないものを作ることも意味がありません。そして、「この地」にいるわけなので、他の土地でやるよりもこの地であることが有利になりそうなものをやるのが得策だろうと思います。

そういったこともあって、今は以下の企画書を書いています。

  • 目玉親父
  • 一反もめん
  • VR徘徊
  • 自動草刈機
  • おもちゃPLC
  • パーソナルサーバ

また、既に試作品があって量産設計、量産計画に入ろうとしているもので、

  • Jar-Garden
  • LED行灯

があります。

もちろん、資金やリソースの都合がありますから、全てが今すぐ実行できるわけではありません。検討しているうちに実現できないとわかるものもあると思いますし、突然異なった方面から引き合いがあるかも知れません。企画書を書く以前に遊戯で始めたものが「育つ」かも知れません。そういったことは未来は予知できないものですから当然だと思います。

最近のエントリー

ブラウザでの画面表示と印刷の描画差異に関する実践的考察

RSSリーダを作りました

Puppeteerは過去の遺物だったのでPlaywrightにした話

💥 Prisma vs Sequelize:実戦投入してわかった本当の話

第14回 人工知能は「第五の火」である

DeepSeek-R1-Distill-Qwen-14B-Japaneseの量子化ビット数による答えの精度の違い

使われていないMaix Amigo を活用して、バーコードリーダーにする

TinySwallow-1.5B-Instruct

cyberagent/DeepSeek-R1-Distill-Qwen-14B-Japanese

パスワードマネージャの一手法(公知化情報)

中華安お掃除ロボット(650円)を買ってみました

phi-4とDeepSeek-R1の翻訳性能比較

phi-4

DeepSeek-R1-Distill-Qwen-14B

新オフィスの様子

基本のパン

社会制度のこと

気候のこと

新春のお散歩

あけましておめでとうございます