このたび、オープンソースのバックオフィスシステム Hieronymus の公式サイトを公開しました。

Hieronymus公式サイト🔗

Hieronymus 公式サイト トップ

公式サイトを作った理由

Hieronymusはこれまで説明が十分じゃなくて全体像が伝わりにくい状態になっていました。

そこで今回、何ができるのか / どんな思想なのか / どこから触ればいいのか が最短で分かるように、公式サイトとドキュメントの導線を整えました。

いま会計システムというとクラウドが主流ですが、会計は会社のセンシティブな情報が集まる領域です。 「できるだけ社外に出したくない」「運用やデータの扱いを自分たちでコントロールしたい」——そう感じる場面も多いと思います。

Hieronymus は 自社でホストできる ことを前提に設計しているため、データの置き場所や運用方針を自分たちで決めながら使えます。

今回、公式サイトとあわせてドキュメントも見やすくなり、以前よりずっと “試しやすい入口” になりました。 この機会に、ぜひ一度触ってみてください。

Hieronymusは何を目指しているか

Hieronymusは 中小企業・スタートアップ・個人事業主 のための、シンプルでパワフルなERPです。
会計・顧客管理・証憑管理といった基幹業務をひとつにまとめ、日々の運用を支えます。

主な特徴

1) 統合会計:会計と証憑がつながる

財務会計の基本機能に加え、新電帳法に対応した証憑管理を統合しています。
「証憑 → 伝票 → 集計」の流れを一貫して扱える設計です。

2) 「振替伝票」を核にして、税理士との会話をスムーズに

多くのクラウド会計が簡略化しがちな「振替伝票」を会計処理の核に据え、会計の基本に忠実な運用を支えます。
結果として、税理士・経理担当との確認や、後からの検証がしやすくなります。

3) 日々の業務を支える機能群

公式サイトの機能一覧では、たとえば以下をカバーしています。

  • 勘定科目管理
  • 伝票と証憑の入力(伝票起点 / 証憑起点のワークフロー)
  • 元帳(総勘定元帳・銀行元帳)
  • 残高試算表
  • 推移表(残高の月次推移を可視化)
  • プロジェクト管理

まず何から見ればいい?

オープンソースとしてのスタンス

Hieronymusは、私たち自身の業務で必要になった機能を中心に開発しつつ、オープンソースとして公開しています。
現在も実運用に投入して改善を続けています。「使って終わり」ではなく、運用の中で育つプロダクトにしていきます。

Hieronymusは私達がしばしば否定的に書いている「いじわるAGPL」でも、「上位バージョン課金モデル」でもありません。 全ての機能が誰でも自由に使える

本物のオープンソース

です。 「無料お試しセット」ではありません。

今後やりたいこと

会計を核に、周辺業務も一緒に扱えるようにしていきたいと考えています。

  • 台帳管理システム
  • 勤怠給与システム
  • 経費精算
  • MCP

おわりに

公式サイトを公開したことで、入口が分かりやすくなりました。
「自分たちに合うバックオフィスを、自分たちの手で運用したい」方に届くと嬉しいです。

フィードバックやIssue/PRも歓迎です。

インストールの方法は公式サイトのインストールの章に書いてあります。

インストールが面倒臭い、サポートも欲しいという方は、Orcinusの購入をご検討ください。

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