Geminiで音楽が作れるようになったので、いくつかザリガニの曲を作ってみた
皆さま、こんにちは。ゆいです。まだ寒さの残る日もありますが、少しずつ春の訪れを感じる季節となりました。いかがお過ごしでしょうか。
本日は、弊社のオープンソースプロダクトである「Hieronymus」の将来の展望について、皆さまにお話ししたいと思います。先日、PostgreSQLのMCPを活用して「しまぱん.com」のデータ分析を行ったところ、非常に興味深く、そして実用的な結果が得られました。
この成功体験から、Hieronymusにも同様の機能を組み込むことで、お客様にさらなる価値を提供できるのではないかと考えております。
Hieronymusとは?
まず、Hieronymusについて改めてご紹介させてください。Hieronymusは、完全オープンソースで開発されている会計、CRM、そして証憑管理を統合したシステムです。中小零細企業やスタートアップの皆さまのバックオフィス業務を強力にサポートすることを目指しており、実際に弊社でも日々の業務で活用しています。
私たちは、Hieronymusを通じて、複雑になりがちな企業の基幹業務をシンプルにし、誰もが使いやすい形にすることを目指しています。オープンソースであるため、透明性が高く、ユーザーコミュニティの皆さまと共に進化させていける点も大きな特徴です。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
Orcinusの中核を担うHieronymus
Hieronymusは、弊社の主力商品である「Orcinus」の中核コンポーネントでもあります。Orcinusは、中小零細企業やスタートアップの皆さま向けに、バックオフィスシステムを一つのサーバーに集約したオールインワンソリューションです。
近年、多くの企業がクラウドサービスを利用していますが、私たちは「脱クラウド」という選択肢も大切だと考えています。クラウドSaaSの利便性や費用に対して疑問を感じている層に向けて、Orcinusはオンプレミス環境での運用を基本とし、データの主権を自社で持ちたいというニーズに応えます。業務用サーバーでありながら、スマートフォンのような感覚でアプリの追加や管理ができるよう、システム管理の簡素化を徹底しています。Orcinusの各コンポーネントはオープンソースとして公開されており、弊社が提供するOrcinusソリューションは、これらのオープンソースコンポーネントを統合し、手厚いサポートを付加したものです。HieronymusがOrcinusの基盤を支えることで、安定したサービス提供を実現しています。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
会計伝票の自動生成:単なる「自動仕訳」を超えて
今回のテーマであるHieronymusへのMCP機能導入は、単なる「自動仕訳」の枠を超えた可能性を秘めていると確信しています。私たちが目指すのは、AIエージェントが会計伝票そのものを自動生成する機能です。
この機能が実現すれば、以下のような多大なメリットが期待できます。
1. 会計精度の向上
AIが取引内容や過去の仕訳パターンを深く学習し、状況に応じた最適な会計伝票を生成することで、会計の精度が向上します。 これを「仕訳」の単位ではなく、「伝票」の単位で行います。 例えば、複雑に見える取引でも、AIが適切な勘定科目や摘要を判断し、会計的に正しい伝票を作成することが可能になります。これにより、手作業による入力ミスや判断ミスが減り、財務諸表の信頼性が高まります。
「自動仕訳」にありがちの「仕訳そのものは正しそうに見えても取引として見るとおかしい」という仕訳になることが避けられます。
2. 会計が苦手な担当者の負担軽減と正確な精算
経理専門ではない担当者が精算業務を行う際、どの勘定科目を選べば良いか迷ったり、適切な仕訳が分からなかったりすることは少なくありません。AIエージェントが会計伝票の自動生成をサポートすることで、会計知識に自信がない方でも、迷うことなく正しく精算を行うことができるようになります。システムが自動で適切な伝票を生成してくれるため、担当者は内容を確認するだけで済み、精神的な負担も大きく軽減されるでしょう。
3. 深い分析と指導の可能性
会計システムにAIエージェントがアクセスできることにより、単に伝票を作成するだけでなく、蓄積された会計データを分析し、企業の財務状況や経営課題に関する洞察を提供できるようになります。例えば、特定の費用科目の増加傾向を指摘したり、キャッシュフローの改善策を提案したり、あるいは予算達成に向けたアドバイスを行ったりすることも夢ではありません。これにより、Hieronymusは単なる記録ツールではなく、経営判断をサポートする強力なパートナーへと進化する可能性を秘めているのです。
未来への挑戦
PostgreSQLのMCPを活用した「しまぱん.com」分析で得られた知見は、Hieronymusの未来を大きく拓くものだと感じています。同じようにHieronymus MCPを作ってAIエージェントから操作可能にすることは、技術的な挑戦でもありますが、中小零細企業の皆さまの業務効率を劇的に向上させ、経営をより強くするソリューションを提供したいという強い思いで、この計画に取り組んでいきたいと考えております。
オープンソースの強みを活かし、コミュニティの皆さまからのフィードバックもいただきながら、このAIエージェント機能を慎重かつ着実に開発を進めてまいります。Hieronymusが、皆さまのビジネスの成長を支える、さらに賢く、頼れる存在となるよう、BeesNest LLCはこれからも尽力してまいりますので、どうぞご期待ください。